シラクーサ観光 映画に出てくる景色の中で写真を撮る旅
「映画に出てくるような景色をバックに女優になった気分で写真を撮りたい！
町全体が歴史と文化の塊。いにしえの時を刻む町を歩いてみたい」
そんなあなたにお勧めするのは「シラクーサ」！
バロック様式で建てられたぢ大聖堂をバックに歩けば、映画「マレーナ」そのもの。
石造りの広場や小道は絵になる場所ばかりなのです。
シラクーサの町は新市街と旧市街に分かれています。
中でもオルティージャ島の旧市街は美しいバロック様式の建築物が立ち並ぶエリアです。
- 大聖堂 ドゥオーモ
- ドゥオーモ広場
- カラバッジョの作品
- 海沿いのプロムナードを歩く
シラクーサ大聖堂 ドゥオーモ広場
シラクーサは紀元前8世紀にギリシャの植民地都市として建設され
紀元前5世紀には政治・文化の拠点としてギリシャのアテネと競うほど栄えました。
その後ディオニュシオス王の時代に最盛期を迎えます。
現存するシラクーサの大聖堂はこの時代に建てられたアテナ神殿を改装したもので、
外観は全く異なりますが大聖堂の中に入ると基礎や柱がそのまま使われていることが分かります。
内部は大聖堂というより神殿の中にいるような感じです。
装飾は少なく太い柱と壁に覆われ冷たく暗い雰囲気に感じます。
打って変わって外観は、18世紀にバロック様式で建てられたもので、
前面には重厚なファザード。曲線が多く用いられ彫刻された像とコリント式の柱が組み合わさりお見事です。
調和のとれた美しさに感動します。
下から見上げる人々の心をグっとつかむに違いありません。
建物を側面から見ると、紀元前5世紀のアテナ神殿の柱がそのまま使われていることが分かります。
この大聖堂前は広場となっていて大聖堂やその周りの建物や石畳など、
素晴らしい街並みを形成しています。
常に人々でにぎわっていて、
映画「マレーナ」のロケ地として使われましたが、
本当に素晴らしい広場です。是非ここで「女優」のように撮影にして下さい！
シラクーサ大聖堂 ドゥオーモ広場周辺地図
サンタ・ルチア・アッラ・バティア教会 カラバッジョの作品
ドゥオーモ広場の隅にバロック様式とロココ様式が混ざり合った外観を持つ小さな教会があります。
聖ルチアに捧げる教会として建てられた教会で、
数少ない16世紀の画家カラバッジョの作品をみることができます。
絵画の写真はNGなのでとれませんがひっそりとたたずむ協会に是非訪れてみてください。
オルティージャ島海辺のプロムナード
オルティージャ島はイオニア海を望む海辺の町です。
人々の暮らしは活気があふれ市場やショッピングなど
ガイドブックに頼らない街歩きが楽しめます。
夏の夜、マリーナ門からアレトゥーサの泉まで伸びる海沿いのフォロイタリコには
豪華なクルーザーが停泊しています。
緑豊かなプロムナードをのんびり散歩するローカルの人たちに混じれば、
至福の時間が流れるはず。
いき旅プランでは、旅の様々な光景を織り交ぜながら、
お役立ち情報を発信していきます。
次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。
それではまた次回！いき旅プランでお待ちしております。
