シリア

シリア世界遺産パルミラ遺跡 その2

シリア世界遺産パルミラ遺跡 その2

皆さんこんにちは、いき旅プランです。さてシリアにある世界遺産パルミラのご紹介その2です!

シルクロード交易都市として栄えたパルミラ。

現在も日本の外務省からは治安情勢は不安定かつ流動的だという指針がでています。

残念ながら次にいつ行くことができるか分からない国の一つです。

しかし、私いき旅プランは過去にパルミラ遺跡へ行っておりますので、

写真と合わせてしっかりとご紹介したいと思います。

実際に行った気持ちになっていただけたら嬉しいです。

それでは「シリア世界遺産パルミラ遺跡その2」始まります!

墓の谷 エラベール塔墓

遺跡の一角に、墓の谷と呼ばれる墓群があります。

塔墓が点在していて、朽ちかけている塔もあります。

その中でもひときわ立派にそびえたつ4階建ての塔墓は、

この地で栄えた貴族エラベール家のお墓で、中を見ることができます。

中は立派な装飾がされています。

この時代のお墓は本人の彫刻が施されているのが特徴で、

柔らな布の衣装に豪華な装飾で身を飾っています。

イスラム教の偶像崇拝の習わしから、残念なことに時代の流れの中で人の顔は破壊されています。

エラベール家はシルクロード交易で反映した家柄で、

このお墓からは中国から運ばれてきた絹織物が見つかっています。

現在は貴重な品としてダマスカスの博物館に収められています。

周りにはこの塔墓に訪れる観光客お目当てに、地元の人がお土産物を売っています。

3兄弟の墓

パルミラの遺跡から車で少し走ったところに3兄弟の墓と呼ばれるお墓があります。

2世紀、ナマイーン、マレー、サエディーの三兄弟によって造られた地下墳墓です。

階段を降りて地下に入ると、天井は鮮やかな色で装飾された立派な建物といったかんじです。

そして片手にはグラスを持ち、なんとも優美な姿が彫刻されています。

パルミラとは

パルミラとはギリシャ語のナツメヤシを語源とする言葉です。

その名のとおりパルミラから少し離れたところはナツメヤシがたくさん茂っている場所があり、

見渡す限りナツメヤシという場所がありました。

砂漠の中のオアシスとはこのことを言うのでしょう。

ホテルの周辺の景色

朝早く、ホテルの周辺を散策しました。

昼間は乾燥しているので砂が舞うような土地柄ですが、

朝は清々しく、朝食を頂いたレストランからは朝日に照らされたアラブ城が見えていました。

シリアへは日本からのツアー参加がおすすめ

私は小さい頃NHKの番組「シルクロード」を見てパルミラ遺跡を知りました。

遠く離れた国シリアが、どこにあるかも知らなかったのですが、

私にとって「パルミラ」は、エキゾチックで謎めいた音の響きに感じられ、長い間感心がありました。

そして大人になってようやくシリアに行くチャンスに恵まれ、

よし今だ!と日本発のツアーに参加しました。

行ってみると、思ったとおりまだ開発のされていない、

シリアの国独特の風土が感じられ、興味を持って楽しむことができました。

生活インフラは整っているとは言いがたいのですがそれでも観光するには十分です。

何せ日本出発の海外旅行のツアーは本当によくできていて、

大方の観光客の要望に対応できるサービスが確立されています。

シリアにおいてもそれほど困ることはありませんでした。

中東の国はずっと昔から紛争や戦争が絶えない地域なので、

平和な時代の隙間に訪れることが出来、私は本当にラッキーでした。

外国は日本では考えにくい事情がある国がたくさんあります。

ずっと行きたいと思っていても、なかなか観光に行くことができる状況に無い、という現実があったりするわけで・・。

そう思うと、常に目的地を検討しつつ、今だ!と思った時にフットワーク軽く行くことが大切。

長年の海外旅行の経験から得た感覚です。

人生は短いと思います。行きたい所に行って、初めて見るもの、聞くこと、

その土地の文化に触れ、それを楽しむ。

なるべく多くの経験をしたいと日々願っています。

いき旅プランでは、旅の様々な光景を織り交ぜながら、

お役立ち情報を発信していきます。

次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。

それではまた次回!いき旅プランでお待ちしております。