クロアチア

クロアチア観光 ドゥブロヴニク絶景ポイント2選と観光6選

ドゥブロヴニクの町を満喫

皆さんこんにちはいき旅プランです。

「アドリア海の真珠」ドゥブロヴニク!地中海クルーズをめぐる巨大な客船の寄港地にもなっていて観光客に人気の町です。

現在は石畳の街並みにオレンジ色の屋根が連なる美しい町。

過去何度も崩壊の危機に見舞われながらも人々の強い意志のもとよみがえった素晴らしい街並み。

「海外の街歩きが好き!」という方に絶対におすすめの旅です。

旧市街の観光のポイントと歩き方を写真とともにご紹介します!

ドゥブロヴニクの歴史

ドゥブロヴニクの町は古代ローマ以前が起源と言われています。

永い歴史の中で民族の出入りは複雑で、現在に見るこの美しい街並みは中世の時代に出来ました。

ラグーサ共和国として海洋貿易で栄え莫大な富を築いていた時代です。

肩を並べられるのはヴェネツィア共和国くらいだったことからも盛大な国だったことが分かります。

この美しい街並みは1677年の大地震でほとんどの建物が被災します。

その後人々の努力によって再建。

しかし今度は1991年ユーゴスラビア崩壊による紛争で7か月間も包囲され、

砲撃によって甚大な被害をこうむります。

それでも人々の力によってこの美しい町を取り戻しました。

それを知るとこの景色がまた違う意味を持つように思います。

ドゥブロヴニクの絶景その1! スルジ山から旧市街を一望

まずはドゥブロヴニクの絶景!

旧市街を一望できるケーブルカーに乗ってスルジ山の上まで行くことをお勧めします。

アドリア海の碧い海とのオレンジ色の屋根のコントラストが素晴らしい。

青い海と空山、そして近隣の緑の山々などが見渡せたせる場所でもあります。

これぞクロアチアという絶景です。

ケーブルカー乗り場と料金

9:00~30分毎。往復で¥1,500程度。
山頂にはレストランやカフェがあります。

ドゥブロヴニク旧市街観光ポイント

ドゥブロヴニクへの旧市街へはスルジ山から下りてきて一番近い入口、

旧市街の東北角にある「プロチェ門」から入っていくと良いでしょう。

そしてドゥブロヴニク大聖堂(聖母被昇天大聖堂)を目指してください。

そこから順番に観光して最後は城壁の上までご案内しますね。

ドゥブロヴニク大聖堂 聖母被昇天大聖堂

1192年英国リチャード王が創建しましたが震災後17世紀にバロック様式で再建されました。

こちらも中世の貿易都市として繁栄していた時代に築き上げて財宝の数々が保存されています。

ティツィアーノの作品「聖母被昇天」が飾られています。

ドゥブロヴニク大聖堂 周辺地図

旧総督邸

ドゥブロヴニク向かい側にあるので旧総督邸です。

ヴェネツィアと肩を並べていたラグーサ共和国時代の総督の住居だった建物です。

ゴシック様式ルネサンス様式そしてバロック様式が組み合わされています。

重なるアーチや細かな装飾が美しい。

この町にはお店に看板は無くこういった建物の美しさや町そのものの美しさを楽しむためなのではないでしょうか・・。

総督の任期は1か月。任期中は邸宅から出ることができなかったそう。

権力を集中させないための仕組みの一つなのだそうです。

スポンザ宮殿

旧総督邸を右手にとり正面に見えるのスポンザ宮殿です。

1677年の大地震の際、旧市街で唯一震災を免れたのがこのスポンザ宮殿。

建物はゴシック様式とルネッサンス様式で建てられています。

16世紀ラグーサ共和国の時代に税関や造幣局として使われていました。

現在は貴重な歴文書など保管する古文書館になっています。

プラッツア通り

スポンザ宮殿に向かって左側へのびる(西へ)通りが「プラッツァ通り」です。

城壁内を東西を結ぶメインストリートです。

石灰石で作られた通りはピカピカに輝いています!

両脇にはカフェやショップなどが立ち並び、興味をそそる路地にもお店がたくさんあります。

このプラッツァ通りは200mほど。

行きかう様々な国の観光客の人たちを見て過ごすのも海外旅行の楽しい時間の一時です。

オノフリオの噴水

プラッツア通りの西の端に、ピレ門の手前左側にオノフリオの噴水があります。

丸くて大きな建造物なので人との待ち合わせやツアーなどでは集合場所に選ばれます。

「噴水」の名前がついていますが水飲み場です。

海に面したドゥブロヴニクでは飲料水の確保は課題でした。

オノフリオとは水の供給システムを作った建築家の名前をとったもの。

この水は天然水です。

フランシスコ会修道院と世界最古の薬局 マラブラーチャ薬局

オノフリオ噴水の向いにあるのがフランシスコ会修道院です。

建物の中に入っていくとそこは町のような賑わいはなく別世界の静けさ。

美しいロマネスク様式の回廊があり中庭には緑があふれています。

修道院内に世界最古の薬局があります。

古くからハーブを育てて人々のために薬を作っていました。

このあたりのダルマチア地方は確かに本当に驚くほどのハーブです。

日本でお料理などに使っている同じハーブだと思えないほどの香りや味を強く感じます。

ハーブに適した気候なのでしょう。

そのハーブを原料にクリームやローションが作られています。

バラ、ラベンダー、オレンジなど試すこともでき自然派ですのでお土産にもぴったり!

きっとお好みがみつかるはず。是非立ち寄ってみてください。

ドゥブロヴニクの絶景その2! 城壁の上から

城壁は全長1940m。高さは25m。旧市街を上から見渡せる最高の場所です。

要塞や見張りなど堅牢な城壁は15世紀から16世紀にかけて作られました。

まずは城壁の上に上がるには階段しかありません。

息をきらしながら階段を上った先には「これだから海外旅行はやめられない」を実感できる景色が待っています!

しかし足腰に自信のない方は無理の無いようにしてくださいね。

城壁への入口は3か所ありますが私は「ピレ門」の脇から城壁へ上がりました。

この景色にあこがれてこの地へ来たと言っても過言ではありません。

この景色を自分の目で見てみたかった!この写真を撮りたかった!

そう思える瞬間です。

いき旅プランでは、旅の様々な光景を織り交ぜながら

お役立ち情報を発信していきます。

次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。

それではまた次回!いき旅プランでお待ちしています。