ポルトガル

絶景!ナザレの海岸とストライプの町コスタノヴァ

絶景!ナザレの海岸とストライプの町コスタノヴァ

皆さんこんにちは、いき旅プランです!

大西洋から吹く強い風と大波が打ち寄せる町ポルトガルのナザレ

海辺の小さな町ですが美しい絶景と人々の慈愛に満ちた営みが感じられる場所です。

またカラフルな色で塗られた家々が立ち並ぶ町コスタノバ。

いずれもフォトジェニックな町の紹介です。

町の人たちと触れ合いながらのんびり観光してはいかがでしょうか?是非ご参考に。

ナザレの海岸

ポルトガルのナザレの海岸は、

聖職者がイエスキリストの育ったパレスチナから聖母マリアの像を持ってきたことに由来しナザレという名前が付けられました。

この地は大西洋の風が強く吹き付ける地で海岸線は美しい弧を描いています。

海底の地形上大きな波が立つことからビックウェーブサーフィンの大会が開かれるなど国際的に有名な町。

私が訪れたのは2月。強い風が町に吹いていました。

シティオ地区からの絶景

ナザレは大きく分けて三つの地区にわかれています。

海岸沿いはプライア地区と呼ばれ土産物を売るお店やレストランやホテルなどが立ち並んでします。

魚の干し物があったりして日本の漁村風景にも通じるものがありました。

もう一つは崖の上に町が広がるシティオ地区。

見どころはシティオ地区にあります!

シティオ地区からの景色は絶景です。大西洋を見渡すと地球が丸いということが分かるくらい。

海に反射する太陽の光を見ていると、なぜか自分が特別な場所に立っているようなそんな気持ちにすらなります。

また山側の町眺めるとオレンジ色の屋根瓦が広がり人々の営みが垣間見えます。

誰かが洗濯物を干し、誰かのために食事をつくり、誰かを待っている人・・

ノッサ・セニューラ・ダ・ナザレ教会

元となる教会は14世紀に建てられ、その後17世紀現在の形になりました。

ノッサ・セニューラ・ダ・ナザレ教会はバスコダガマもインド航路の前後に訪れたと言われる教会で、

歴史ある教会。永く地元の人々の信仰の場として親しまれてきた場所です。

見るべきは教会の内部!

バロック様式で装飾されていてナザレの守護聖人たちが祀られています。

複雑なバロック様式の装飾にさらに金箔をまくターリャ・ドラダと呼ばれる技法。

そしてポルトガル伝統のアズレージョの白と青のタイル。

アズレージョと金箔の装飾が美しすぎます!

神々しいとはこのことでしょうか・・。

ステンドグラスの彩りも加わりあたたかい空気に包まれていました。

ノッサ・セニューラ・ダ・ナザレ教会へ周辺地図

メモリア礼拝堂

同じくシティオ地区に小さな礼拝堂があります。

12世紀の領主のドン・ファス・ロピーニョは霧の中鹿狩りしながらこのシティオ岬までやって来た時、

夢中で走らせた馬が海に落ちそうになったところ、マリア様のおかげで奇跡的に助かったという伝説が元になっています。

聖母マリア様に感謝し建てられたものこの伝説から奇跡の礼拝堂と呼ばれています。

この小さなな礼拝堂にポルトガル初代国王のアルフォンソ・エンリケスも訪れたそうです。

外観は簡素で小さな建物ですが中に入るととても美しいアズレージョで飾られています。

この美しさに感謝の気持ちがたくさん込められているのでしょう。

地下にはマリア様の像が安置されています。

ナザレの伝統衣装

こちらはナザレの伝統衣装に身を包んだ女性の後ろ姿。

膝上丈のスカートを7枚重ねてはくのだそう。

刺繍をしたエプロンに頭にはスカーフ、冬だったのできっと手編みにケープですね、暖かそう。

旅中にこういう光景に出会うとなんだかおまけをもらったような、嬉しい気持ちになります♪

ナザレへの行き方 セッテ・リオス・バスターミナル周辺地図

リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルから高速バスで2時間ほど。Rede Expressos社のバスで12€。

ナザレの名物はイワシのグリル

プライア地区で名物イワシのグリルをランチに頂きました。

町のレストランならどこにでもあるメニューです。

まずは、お米のような形をした小さなパスタが入ったスープ。

メインは大きくて立派なイワシを塩とレモンで頂きます。

3匹も?!と驚きましたら美味しかったので完食。

そしてデザートはカステーラ。甘いのですがとっても美味しかったです。

ナザレの町は歩けば半日ほどでまわれる小さな町ですが、何故かとても印象深い町でした。

平和な空気と太陽の光、吹き付ける強い風、海沿いに干された魚など、

中で人々が垣間見えるあたたかい場所でした。

コスタノヴァ散策

ポルトから電車で1時間の所にコスタノヴァというカラフルな町があります。

白と色を組み合わせたストライプの家々がたちならんでいます。

漁師たちが自分の家がすぐ見つけられるように家に色を塗ったのが始まり。

ヨーロッパ各地に同じ風習の場所はありますが、コスタノヴァの特色はこのストライプ!

パジャマシティとも呼ばれている所以です。

カラフルなストライプは清潔感があって町全体が明るい雰囲気で歩いているととても楽しい気分になります。

現在は別荘地になっていて小さな町なので1時間ほどもあれば十分楽しめます。

コスタノヴァへの行き方

ポルトからアヴェイロの町まで電車AP(Alfa Pendula)なら2時間、IC(Intercidades)なら2時間半。€20~30程度。
アヴェイロの駅からはタクシーが便利です。20分€15程度。

いき旅プランでは旅の様々な光景を織り交ぜながら、

お役立ち情報を発信していきます。

次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。

それではまた次回!いき旅プランでお待ちしております。