ヨルダン

ヨルダン 世界遺産ペトラ遺跡観光その2

ヨルダン・ペトラ遺跡観光その2

皆さんこんにちはいき旅プランです!

さて今回は、ヨルダン ペトラ遺跡1日観光その1の続きです。

世界中にある世界遺産の中で最も入場料が高いとされている「世界遺産ペトラ」

ヨルダンの国の宝でもあるペトラ遺跡の魅力を余すところなく楽しむには

やはりたっぷり1日時間をとって観光することをお勧めします。

遺跡好きの人は必見!

乾いた空気とかつて交易の拠点として栄華を極めたその軌跡を楽しむ旅!始まりです。

ヨルダン 世界遺産ペトラ遺跡1日観光 その1中東の国ヨルダンの主力産業は観光。観光一番人気は「世界遺産ペトラ遺跡」たっぷり1日時間をとって観光するのがおすすめ!高さ60m以上の岩の間を通り抜けると突然目の前に現れるエル・ハズネ。2000年以上前の建物に太陽があたるとバラ色に!...

砂漠のお土産サンドボトル

ペトラ遺跡の最初の遺跡「エル・ハズネ」を鑑賞した後、

その先へと続くペトラ遺跡へ向かいましょう。

大きな岩に掘られた遺跡が左右に続きます。

観光客用に土産物を売っているお店があります。

砂漠のお土産、「サンドボトル」です。

小さな小瓶につめられた砂のグラデーションに砂漠のモチーフが描かれています。

近くに寄って見るとサンドボトルの作り方を見せてくれます。

小瓶ですのでお土産にはピッタリです。

ペトラ遺跡 マーブル模様の地層

しばらくは道なりに岩をくりぬいて出来たお墓や遺跡が続きます。

大小500ほどある石窟墓群です。

順番に見ていくと驚くべきはこの美しい地層。

単色の岩ではなく美しい地層がおりなす自然のすばらしさを実感します。

それぞれの建物はこの色彩を利用して建てられたそう。

マーブル模様になっていて美しいです。

そして、遺跡内の道沿いにはカフェもあります。

また脚力に自信のない方は代金を支払えばラクダやラバに乗せてくれるサービスもあります。

古代ローマの影響をうけたペトラの街並み

この辺りはローマの遺跡群が連なります。

紀元前312年にこのペトラの地にナバテア王国が誕生し繁栄を続けるものの、

紀元前63年頃ローマが周辺諸国を征服するとナバテア王国もローマの影響を色濃く受けます。

この時代に建てられた建築群跡を今も見ることができます。

こちらの劇場はペトラ遺跡の特有のもので、岩をくりぬいて作られています。

収容人数は5000人。大規模です。

およそ2000年前に繁栄した都市。凱旋門や列柱、神殿の跡や円形劇場など、

広大な敷地面積を占めています。ペトラは立派な都市でした。

ペトラ遺跡内のレストラン

遺跡内にはいくつかのカフェやレストランが点在しています。

その内の一つ「バシン」で私はランチと休憩をとりました。

カフェというよりは遺跡の中でも比較的大きなレストランでした。

ここから先はさらに山道に入っていきますので、こちらでしっかりと休憩してくださいね。

そして健脚な方にはさらに奥へ進むことをおすすめします。

レストランバシンからエド・ディル(修道院)まで1時間

さて、これまでは平たんな道のりでしたがこの先は険しい山道になります。

料金を支払えばラバに乗ってエド・ディルまで連れて行ってくれるのですが、

ガイドさんによると、きつい坂道なのでラバに乗っての先へ進むのはお勧めしないとのこと。

まずは私たちを試すかのように、砂浜のような状態の道が続きます。

足が重くとても疲れます。そして階段や坂道を上がって行きます。

人の足で踏まれ削られた岩が、なめらかにのびていく様はそれだけで美しいと思えます。

地層の重なりや、岩の合間をふく風が心地よく、景色を楽しみながらの道のりは、

とても気持ちの良いものでした。1時間程で修道院へ到着です。

エド・ディル (修道院)

エル・ハズネよりさらに大きな遺跡、エド・ディル(修道院)です。

ナバテア王国末期に作られて神殿ですが完成していません。

エド・ディルは諸説ありますが崇拝されたオボダス王に捧げられたと言われています。

「ディル」とは修道院を意味する言葉。修道士たちが住んでいた時期があるそうです。

岩をくり抜いて建てられたとても大きな遺跡です。

そしてこのエド・ディルの中も何もありませんが入ることはできます。

ただ、入口の段差が人の身長程もあるので、入る時と降りる時は十分に気をつけないと怪我をしてしまいそうです。

ちなみに私は入りませんでした。しかし外から眺めていると、

中で観光客数名が讃美歌を歌っていて、共鳴する素晴らしい音響で聞くことができました。ラッキーです。

そしてここにもご褒美かのように砂漠のオアシス(カフェ)がありました。

この奥へもまだ続く道はあるのですがこの辺りから来た道を帰るにも体力が必要なので

ご自身で調整が必要です。私はここから折り返しました。

ペトラ遺跡帰りはラバに乗って移動

帰りは本当に疲れてしまって、ランチを頂いたレストラン「バシン」からエル・ハズネまで平坦な道のりですが

料金を支払ってラバに乗せてもらいました。乗り心地はイマイチですが疲れた足に大助かりでした。

遠くはるばる日本からこのペトラの遺跡に来た甲斐がありました。

岩山の大自然の中遺跡訪ね歩く体験、

それ自体が心地良く素晴らしい1日でした。

皆さんにも是非このペトラの遺跡を楽しんでいただけたら嬉しいです。

プチっと情報:ペトラ遺跡を観光する時はラバや馬車乗車などをうまく利用しながらご自身の体力の配分を考慮して進みましょう。

いき旅プランでは旅の様々な光景を織り交ぜながら、

お役立ち情報を発信していきます。

次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。

それではまた次回!いき旅プランでお待ちしております。