マルタ共和国

ゴゾ島 美しい海と古代遺跡をめぐる旅

マルタ島の美しさとは

皆さんこんにちは、いき旅プランです!

マルタ島にあるゴゾ島は「美しい海と古代遺跡をめぐる旅」そのものです。

春先から夏にかけてのゴゾ島はリゾート地としても大人気!

この小さな島に何千年も前の古代遺跡があります。

海辺以外の観光もスポットご紹介しますね。

ゴゾ島 世界遺産ジュガンティーヤ神殿

マルタにはいくつもある巨石神殿群は母神として崇拝されていた巨人女性サンスーナが作ったと信じられてきました。

中でも絶対に見逃せないのが世界最古の巨石神殿ジュガンティーヤ遺跡。

紀元前4000年前からあると言われています。

遺跡の周囲は8mの高さまで石が積み上げられています。


遺跡そのものが子宮の形を表していると言われていて、男根などが石で表現されています。

子孫繁栄はずっと昔から変わらない人々の願いなのですね。

巨石の遺跡群はとかく石のかたまりだけ・・に見えがちですが、

私はその石で何を表現しているかを知ることにあると思っています。

何千年も前の人達が何を大切にしていたのか?

どんなアイデンティティだったのか?

不思議なつながりを感じたりその時代を垣間見ることができるからです。

ジュガンティーヤ神殿は生きていくこと自体に意味があったのです。

ゴゾ島への行き方 ジュガンティーヤ神殿へのアクセスと料金

「ゴゾ島への行き方」
ヴァレッタから41,42番の路線バスに乗りフェリー乗り場Cirkewwまで。2€
フェリーでゴゾ島までおよそ30分。往復で4.65€

「ジュガンティーヤへの行き方」
ゴゾのフェリー乗り場から322番に乗りBayerのバス停で下車。そこから徒歩5分
バレッタから半日観光が可能です。

ゴゾ島 カリプソの洞窟

さて、ホメロスの叙事詩オデュッセイアの物語に出てくる洞窟カリプソの洞窟です。

物語の中でオデュッセウスは愛の虜としてニンフ(妖精)のカリプソにオギュギア島に囚われました。

カリプソの洞窟はオデュッセウスが7年間カリプソと過ごした場所と伝えられています。

海を見渡す小高い丘から、薄暗い階段上の岩を慎重におりていくとそこに洞窟が。

なんだかとても不思議な空気が漂っています。

「今でもカリプソはこに住んでいるのでは?」

少し前のハリウッド映画パイレーツオブカリビアンにカリプソが出てきましたね。

洞窟の奥でニヤリと笑っていそうな気がしました、笑。
※ 現在は洞窟に入れません。



海沿いの小高い丘からは絶景が広がっています。

ラムラ湾はゴゾ島で一番美しいビーチとして人気があるだけあって本当に美しいのです。

風が強かったので打ち寄せる波の白さとのコントラストが際立ちます。

この美しさを是非見て頂きたいスポットです。

ゴゾ島 大城塞チタデル

ゴゾ島の中心、ヴィクトリアにそびえたつ要塞。

今では美しいゴゾの景観を楽しむビューポイントの1つとなっていますが、

1551年ゴゾ島が海賊に襲われた過去からチタデルは避難場所、

攻防の場所としての役割を果たしてきました。

雨季には眼下一面に草花が生い茂り、美しく緑色に輝く景色を見ることができます。


今はなき アズールウインドウ

数千年の風と波の自然の浸食によって造られた自然のアーチ。

ひにくにも数年前に波と風によってアズールウィンドウは崩壊しました。

自然の造形美そのものでした。

以前は風で吹き飛ばされそうになりながら岩をあるいていくと大迫力の岩の門がありました。

今はもうありません。

しかし夏には海水浴客で賑わいます。

プチっと情報:ゴゾ島ではジープに乗って観光スポットをまわれるジープツアーもあるそうです。ツアーに申し込むと効率よくまわれます。

いき旅プランでは、旅の景色とともにお役立ち情報を発信しています。

次回の旅の計画の参考にして頂けると嬉しいです。

それではまた次回!いき旅プランでお待ちしております。