リスボン 観光5選!
皆さんこんにちは、いき旅プランです!
ポルトガルの首都リスボン、おすすめ観光スポット5つを紹介します!
大航海時代に栄華を極めたポルトガルの軌跡。
リスボンの心ときめく街並み、見るもの全てに感動と興奮を感じさせます。
歴史ある素敵な町を歩いて!見て!触れて!発見する旅のご紹介です!
1. ベレンの塔 サン・ヴィセンテの砦
ベレンの塔は16紀マヌエル1世によってヴァスコ・ダ・ガマの世界一周を記念して建てられました。
テージョ川を往来する船を監視するための川へ突き出た要塞でもあり、
「サン・ヴィセンテの砦」という名前もついています。

テージョ川に突き出る形で建てられていて先端にはテージョ川に向かってマリア様の像が作られています。
陸からは残念ながら見ることはできませんが、
航海から帰ってきた船乗りたちはこのマリア様の笑顔を見て帰郷に感謝しました。

建物全体はひねりロープや異国の動植物をモチーフなど、
マヌエル1世の時代に花開いたポルトガル伝統のマヌエル様式で装飾されています。

当時ヨーロッパで流行っていたゴシック様式にさらに過剰なまでの装飾を施したのがマヌエル様式。
ロープや珊瑚、天球儀など海洋にまつわるものや異国の動植物をモチーフにした装飾が特徴で
当時のポルトガルではとても新鮮でエキゾチックに見えたに違いありません。
現代の私たちが見ても何か独特の世界に引き込まれるような印象を受けます。
監視塔がこれほど美しい建物は珍しいですね。
入場料€6で中に入ることも出来ます。
マヌエル様式については別のブログでも紹介していますので是非ご参考に。

2. 発見のモニュメント
ポルトガルと言えばこの「発見のモニュメント」が頭に浮かぶほどですが、
この発見のモニュメントは1940年、ポルトガルで開催された国際博覧会の象徴として、
大航海時代のエンリケ航海王子没後500年を記念して建てられました。

モニュメント自体はそれほど古いものではありません。
エンリケ航海王子先頭にヴァスコ・ダ・ガマや
日本にキリスト教をもたらしたフランシスコザビエルの像もあります。
同じ時代の探検家や芸術家、科学者、宣教師などの約30人の像が並んでいます。


当時の航海は、航海技術にたけていたとしても船を襲う海賊が頻繁に出没し、
無事に帰ってくることができるかどうか、常に死と背中合わせの大変危険なものでした。
発見のモニュメントの近くにはヴァスコ・ダ・ガマのインド航路が書かれた地図が路面に作られています。


3. サンタジェスタのエレベーターでリスボンの町を一望
リスボンの町の中心バイシャ地区に「サンタ・ジュスタ」という大きなエレベーターがあります。
もとは地区と地区を結ぶ市民の交通手段として作られたものですが、
高さ45mの展望台からリスボンの町が一望できることから観光客に大人気です。


20世紀始めパリのエッフェル塔を設計した建築家の弟子が設計しています。

ネオ・ゴシック様式のエレベーターですので優美な装飾も見どころです。(入場料€5)

4. リスボンバイシャ地区街歩き
バイシャ地区はリスボンの繁華街です。
ショッピングやレストランが立ち並び区画整理がされているので歩きやすい街並みになっています。


建物の美しさを楽しみながらの街歩きは海外旅行の醍醐味です。

またポルトガルは金細工が素晴らしいです。
とても細かい細工でとても美しい伝統工芸品です。


5. グルベンキアン美術館
歴史のある国には美術館や博物館がたくさんあります。ポルトガルもしかり。
私がリスボンでおすすめする美術館は「グルベンキアン美術館」です!

石油王だったカルロス・グルベンキアンが個人で所蔵していた膨大なコレクションを展示する立派な美術館です。
絵画、彫刻、陶器や絨毯、家具や調度品、現代アートまで、個人所蔵だけあって種類が多く色々な美術品を鑑賞できます。
カルロス・グルベンキアンはルネ・ラリックのスポンサーだったので、
ルネ・ラリックのコレクションはもちろんエミールガレの作品もあり、
美術品の総数は6000点にものぼります。
日本からは素晴らしい漆塗りの美術工芸品もたくさんあり、
日本ですらなかなか見ることができないようなものもたくさんあり正直驚きました。
順番に見ていくのに2時間ほどはかかりますが絶対におすすめなので是非訪れて下さい。
カフェもありますので鑑賞に疲れたら一休みできます。

グルベンキアン美術館 地図と行き方
リスボン町の中心からタクシーで10分程度。
地下鉄Praça de Espanha駅下車徒歩1分。入場料€10
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それではまた次回!いき旅プランでお待ちしています。