皆さんこんにちはいき旅プランです。
クロアチアの自然遺産「プリトヴィッツエ湖群国立公園」の行き方、歩き方、見どころをご紹介します。
トレッキングが好きな方にはもちろんですが初心者の方でも十分楽しめる公園です。
大小16の湖と92の滝がありエメラルドグリーンに輝く水の美しさ、
木々や草花澄んだ空気の中で身も心も洗われるようです。
クロアチア観光では絶対に外せないスポットですので是非旅先選びのご参考にしてくださいね。
プリトヴィッツエ湖群国立公園行き方
首都ザグレブから長距離バス1日6便出ています。2時間~2時間半程度。100クーナ程度。
時間通りに運行していないので、ザグレブからの日帰りツアーで行かれることをおすすめします。
プリトヴィッツエ湖群国立公園歩き方
プリトヴィッツエ国立公園の入口は二つあります。
「ULAZ1(入口1)」「ULAZ2(入口2)」
それぞれにインフォメーションがありそこでチケットを購入して地図情報を入手しましょう。
プリトヴィッツエは大きくわけて上湖群と下湖群があります。
コースは2つ
【下湖群中心に歩くコース 所要時間3~4時間】
ザグレブから日帰りならこちらがおすすめ。
見どころをおさえつつ効率よく歩くコースです。
「ST2」から「ST1」へエコロジーバスで移動。
そこから下湖群を歩いて「P3」から「P2」まで遊覧船で移動。「ST2」へ戻ってきます。
【全ての湖を歩くコース 所要時間5~6時間】
「入口2」から入って、下湖群へ向かい「ヴェリキ滝」から折り返し上湖群へ向かいぐるりと一周します。
遊覧船とエコロジーバスの乗車ポイント「P1」「P2」「P3」「ST1」「ST2」「ST3」の場所をチェックしておきましょう。
疲れた時に便利に利用できます。
エコロジーバスや遊覧船に乗るには入園時のチケットが必要です。
無くさないように気を付けてくださいね!
プリトビィッツエ湖群国立公園見どころ
美しい湖やダイナミックな滝が目の前に。
エメラルドグリーン色に輝く水の美しさに胸が高鳴ります。
雄大な自然を体感できる素晴らしい場所です。
見どころご紹介します!

入口1すぐの絶景
「入口1」から入ってすぐシャプリャラ洞窟の階段を降りて行きます。
そうすると見渡せる絶景写真スポットがあります。
この辺りから見る景色は広告にも使われていることが多いので、
憧れの景色と対面!といった感じです。


園内最大のヴェリキ滝
落差78mの迫力満点の滝です。
写真スポットになっていますのでたくさんの観光客の方がこの滝をバックに写真を撮っています。

カヴァノヴァツ湖とカルジェロヴァッツ湖の遊歩道
写真で良く見る光景はこの部分です!遊歩道を歩きながら水辺を楽しめます。
この景色に憧れてここに来た!と言っても過言ではありません。
しかし木道は立ち止まるのが難しいので前を向いてひたすら歩いていくという感じです。
一瞬の隙間に写真を撮るといった状況で、夏場だと人が多くてとてもではありませんが写真を撮って楽しむことは難しいと感じました。

水が本当に美しいです。エメラルドグリーンに輝いています!




ミルカ・トルニナ滝
クロアチアのオペラ歌手ミルカ・トルニナの名前が付けられています。
公演で得た収入をこの湖のために寄付し公園の保護に貢献したのでその方の名がつけられました。
落差はありませんが川幅にそってのびやかに滝が広がっています。



ヴェリキ・プルシュタヴァツ滝
公園内で一番優美な滝だと評されています。
カラヴァツ湖からグラディンスコ湖に流れ落ちる滝で幅が広く本当に美しいベールのようです。


大小さまざまな滝と湖
名前のついていない滝や、美しい水をたたえる湖がたくさんあります。
足元の木道の心地良い感触と、飽きることのない景色はどこまでも歩いて行けそうな気がします。




途中木道の整備をする方々に出会いました。
この方たちが日々整備して下さっているからこそ、
こうして素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。ありがとうございました。

プリトヴィッツエの水の色
このあたりの水質はミネラルや有機物の含有が濃いので日光の角度によってエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝きます。
また上湖群は下湖群よりプランクトンが多いので湖の色も濃いです。
森の緑と水の色、どこに目を向けても癒されます。

プリトヴィッツエ湖群国立公園のベストシーズンは?
ベストシーズンは夏ですが大変込み合うので少し外した方が良いと思います。
私が訪れたのは5月でしたが薄いウインドブレーカーを脱ぎ着しながら丁度良い季節でした。
木々や草花の美しい季節でさわやかな気候で観光客もまだそれほど多くも無かったので良かったです。
また秋だと紅葉を期待できますが雨の日も増えるそうです。
プリトヴィッツェ湖群国立公園内のホテルに宿泊
「入口2(ULAZ2)」の近くにホテルが3つあります。
景色や空気など美しい森を余すところなく楽しむためにも国立公園内のホテルに宿泊することをおすすめします。
前日入りして翌日国立公園内で朝を迎え、早朝の周辺を散歩することから楽しむことができます。
私が宿泊した「ホテルベルビュー」は、簡素な山小屋風でいかにも国立公園内にあるホテルといったかんじです。
公園の「入口2」のすぐ近くにあります。朝起きて朝食までに鳥の鳴き声と共に周辺を散策しました。
誰もいない公園内は、草花を見つけたり空気が澄んでいて気持ちの良い時間を過ごすことができました。



プチっと情報:冬季はバスや遊覧船も運休してまた園内に入るにも「入口1」しか空いていないことがあります。
いき旅プランでは旅の様々な光景を織り交ぜながら、
お役立ち情報を発信していきます。
次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。
それではまた次回!いき旅プランでお待ちしております。