イストラ半島とは
皆さんこんにちは、いき旅プランです。
さて、今回は「旅先の独自の文化を見て、触れて、楽しみたい!」という方には絶対におすすめの街!
クロアチアの西の端「イストラ半島」です。
アドリア海を挟んで対岸をイタリアに望む場所にあり北側はスロベニアに接しています。
歴史的にはイタリア領だった時間が長いため今でもイタリアの文化を色濃くのこしています。
またオーストリア統治時代もありこの土地独自の文化との3つが融合して、
日本ではあまり知られていませんが魅力はあふれる小さな町がたくさんあるのです。
「混ざり合う文化に見て触れて楽しむことができる町を紹介します!」
海辺には絵になる塔のある街が、山にはなだらかな地形にオリーブ畑などの田園風景が。

イストラ半島 おすすめの宿泊先はオパティア
オパティアの町はオーストリア統治時代王侯貴族が訪れていた土地でヨーロッパの避暑地とされてきただけあって海沿いに豪華なホテルやビラがたくさんあります。
明るい雰囲気で町全体が開放的な空気があります。
私もこの町で宿泊しましたが。イストラ半島で宿泊するならオパティアがおすすめです。

オパティア 周辺地図
ポレチェ観光 世界遺産エウフラシウス聖堂
イストリア半島の西海岸の先端近くにあるポレチェ
夏にはポレチェ芸術祭やエウフラシス聖堂でのコンサートなどが開かれます。
観光のメインは世界遺産のエウフラシウス聖堂。
元々はローマ時代の広い邸宅跡に建てられていたもの。
6世紀エウフラシウス司教により改築され現在の姿になりました。


まずは入口の門から。金で装飾されていて「私は門である。誰であっても私を通って入れば救われるであろう。」と書かれている有難い門です。


早くからキリスト教が広まったポレチェに建てられたエウフラシウス聖堂の教会群は、
初期キリスト教の面影を残す貴重な建物となっています。
教会前にある回廊、教会、洗礼堂すべてが残っている例は数が少ないので貴重なのです。
世界遺産に登録されています。

礼拝堂です。

この壁は建設当初のものだそうです。
聖堂内に残る初期のビザンティン美術黄金のモザイクは6世紀のもので傑作と言われています。

金色に輝く装飾でキリスト教の物語が描かれています。

最上部には十二使徒。

モザイクだからこそ現代でも鮮明にみることができるのですね。
長い時を経て今私たちが目にすることができるのは本当に貴重なことです。
敷地内は広く他にも司教の邸宅だった場所や古い時代の聖堂跡などを見ることができます。

エウフラシウス聖堂の隣に小さな博物館がありキリスト教にまつわる彫刻や見事な刺繍のほどこされた祭事用の衣装などがあるので合わせて見学できます。



エウフラシウス大聖堂 周辺地図
入場料¥500程度
スロボダ広場
ポレチュの旧市街の玄関口となっている広場で、大きくて立派なゴスペ・オド・アンジェラ教会があります。
広場にカフェやお店などが並んでいるので歩き疲れたらこのあたりのカフェに入ってみてはいかがでしょうか?

ロヴィニ観光 海辺の町
ロヴィニはポレチェとプーラの間に位置する海辺の町です。
ロヴィニは立派な鐘楼あり石づくりの街並みもあって、どこをきりとっても絵になる景色ばかり!人気の観光地です。
ヴェネツア共和国統治の時代に16世紀から急激に発展し、
町は島の突き出た部分に作られ城壁で囲み要塞となったのです。


面白いのが市場です。
蜂蜜やオリーブオイル、それにイストラ半島には「トリュフの森」とまで言われるモトヴンという町がありトリュフが特産品として有名です。
市場ではトリュフオイルもたくさん売られています。
お好きな方は見逃せないですね。
ロヴィニは海沿いの町だけあって魚介類が海鮮で美味しいです。
ムール貝のパスタ。白ワインととってもよく合うシンプルなパスタ。美味しいです!
イストラ半島は現代社会の画一化をもろともしない独自の文化が守られている魅力あふれる街がたくさんあります。
是非イストラ半島の魅力を実際に確かめてみてくださいね!

ロヴィニへのアクセスと周辺地図
ポレチェからロヴィニまではバスで1時間弱 €6
専用車または日帰りツアーなどで小さな町をまわるのが便利です。
いき旅プランでは旅の様々な光景を織り交ぜながら、
お役立ち情報を発信していきます。
次回の旅のご参考にして頂けると嬉しいです。
それではまた次回!いき旅プランでお待ちしています。